代情さんのシルクスクリーン

 25日(土)高校の同窓生である代情房子さんのシルクスクリーンアンデス文明の譜8”が銀座洋協ホールで開催されている「心の採展」で展示されているというので、同窓生を誘って出かけました。

 8名が揃い、ランチを頂いた後会場に入りました、七宝工芸・その場に居合わせた作者の方から技法のお話を聞いたり、飛騨出身の私達が見覚えがあり直ぐに“梓川ね”と言いながら見入った洋画・そして日本画・力強い彫刻・部屋の中央に座している人形“フレンチ・カンカン”はとても華やかで立ち止まってジットと見つめました。

 更に日本画の優しさを感じながら進むと、パット目に飛び込んできたのが見覚えのある版画の“アンデス文明の譜8”です、彼女独特の哲学的な観点から導き出された“円相”の構図から、閉じていない円弧を描くことで、その円弧がやがて繋がって円相となって世界平和への道が開かれる事を願い描かれた・・・と説明を受けて、改めて作品の奥深さを感じました。

 なお、この作品は「マレーシア国立美術館」に収蔵されているとの事でした。 昨年の故郷飛騨高山での作品展に引き続き、今回の銀座での作品展示、又上野の美術館でも作品が展示されているとの事ですが、余り丈夫でないお体でのエネルギーには、本当に敬意を払います。