長唄の会
11月27日(土)赤坂金龍で「赤坂たまて箱」と題して、“紫蘭まき”さんと長唄東音会若手演奏家による長唄の会の公演に出かけてきました。
芸大出身のそれはそれは美しい女性たちが、緋色の毛せんに座り唄2人・三味線2人そして立方1人で演目「越後獅子」が始まる、初めての経験で鑑賞前には少し緊張していましたが、美しい三味線の音色にうっとりし長唄の何とも雰囲気のある音色に聞き惚れ、立ち方の美しい姿と舞につい見とれて感動したものです。
演目「戝機帯」は何とも切ない母親の姿を唄ったものですが、感情豊かな切ない長唄の音色に、隅田川でわが子を求めてさまよう悲しい母親の姿を思い描きました。
途中“紫蘭まき”さんの美しい姿とお声のトークも楽しく、満足して帰途につきました。
願わくば、こういった「邦楽」はもっと沢山の人々に目に触れ音に触れる機会があればいいのに、もっと日本文化として守られるべきなのにと感想を持ちました