秋の大内宿と塔のへつり

 台風14号の雨の中、30日(土)7時10分横浜駅前発のバスで会津へ向けて出発。

 車窓から見る甲子(かし)道路の紅葉は、雨の中とは言え美しく雨天のバス旅行を楽しませてくれる、しかし進むにつれ雨の勢いは強くなり、“塔のへつり見学は大雨の中となってしまった。

 しかし眼前に見る塔のへつり”は素晴らしい!!、百万年の歳月をかけて浸食と風化を繰り返して出来た、と言われる見事な景観を傘をさしながら必死で撮影、“へつり”とは断崖絶壁の危険なところという意味の当地の方言、そして烏帽子をかぶったように見える絶壁岩を烏帽子岩と言う、事の説明を受けながら、甘酒で少し体を温めてからもう1度目に焼きつけました。

 湯野上温泉駅から会津鉄道芦ノ牧温泉駅までの渓谷の紅葉も楽しみながら更にバスで移動、愈々「大内宿」へ、到着するころになると雨は上がり、曇天ではあるものの、写真で見たとおりの茅葺屋根の江戸情緒溢れる街並みが目の前に続いていて心躍る思い。 街道の両側には、各家のご自慢の“ねぎそば・りんご・柿・パン・お菓子・おせんべい・手作り品・お餅”等々が並び、ゆっくりとお店を覗いて1時間程散策し、江戸時代に参勤交代で通ったという宿場町を堪能する。


 それからはひたすら横浜へ向けてバス旅行です、予定通り20時30分駅前到着、台風の中でのバスツアーではありましたが、充分に楽しめた旅行ではありました。