比叡山・京都大原

 6月17日(月)
 宿泊先からケーブル坂本駅ケーブル延暦寺駅へ、山道を歩くととても清々しい風と空気に包まれて、時にウグイスの声を聞きながら気分良く比叡山根本中堂(国宝)へ、


伝教大師ご自作の本尊薬師如来像の前には「不滅の法灯」が1,200年間消えることなく灯り続けていると言われ、更に本尊や法灯が参拝者の目の高さに来ているのは「仏凡一如」という仏も人もひとつという仏教の考えを表しているという。





更に25分ほど歩いて西塔(さいとう)へ、釈迦堂は伝教大師ご自作の釈迦如来を本尊とし、西塔の中心をなすお堂で天台建築様式の代表とされる山内最古の建物です。





 静寂と厳かさを感じながらロープウエイとケーブルカーを乗り継いで八瀬駅に着く、更にバスで京都大原へ。

 








三千院、往生極楽院は天井を船底型に折り上げて「阿弥陀三尊像」(国宝)を納める工夫をしている、住職は皇子・皇族が勤めた宮門跡。








紫陽花の花が三千本植えられているとの事でしたが、まだ3分咲き程度でここにも水不足の影響がありました。







 

少し奥に進んで「勝林院」へ参拝、内部の撮影が許されていて思わず御本尊・阿弥陀如来を撮影、屋根は杮葺き(こけらぶき)。




 お庭もとても素敵でした。





 
 隣の「宝泉院」ではお庭を拝見と共に御抹茶を頂き、少しゆっくりとさせていただく、額縁庭園とも言われている、
 








見事な“五葉の松”は六百年。








 更に足を延ばして寂光院へ、天台宗の尼寺で第三代の建礼門院徳子(平清盛の息女、高倉天皇中宮安徳天皇の国母)が終生をこの地で過ごされたとの事。
本堂
  池が美しい。