初歩の初歩の江戸教室

 4日(土)クラブ・ウイルビー会員の活動の一環としての江戸教室に参加しました。

 東京の水の歴史を辿ります、JR水道橋駅集合14名の参加です、水道橋から神田川を望み、江戸時代小石川の水戸藩上屋敷を出た水路が、この地点で懸樋(かけひ・木製の樋)を通り、神田川を渡って日本橋方面へと給水されたとの説明を受ける。


 “本郷給水所”の上部の人工の地盤上に造成された珍しい「本郷給水所公苑」に咲くバラがなんとも愛らしく美しい。

 続いて「宝生能楽堂」を通り、「東京都水道歴史館」で水道400年の歴史のビデオの鑑賞をし展示物の説明を受ける。

 木樋(もくひ)・上水井戸・玉川兄弟による玉川上水物語・水道料金の話・長屋での上水井戸の利用の絵・に始まり震災や戦争、渇水コレラの流行等等、数々の困難を乗り越えて規模・水質と共に世界有数のレベルに成長した東京水道の歴史を学びました、そして美味しいお水をいただいて、孫も興味を持つかもしれない等の感想を持ちながら「歴史館」を後にしました。

 次はお茶の水「おりがみ会館」です、手染め和紙の工房もあり、素晴らしい折り紙の藝術的な作品に皆感嘆の声を上げる、更に4代目の小林オーナーが説明をしながら「寿鶴」や「浴衣」等を手元も見ないでササッと折る姿には、ただただ呆気にとられ拍手をするだけです。

 感動を覚えながら後にして、神田明神へ、正式名は「神田神社」との説明を受け参拝する、そして車庫の上に作られた公園を歩くと“カルミア“の花が可憐に咲いていて美しい。