「柴又帝釈天」へ

 18日(土)「柴又帝釈天」(経栄山題経寺)を目指す、10時半に自宅を出発して日吉駅から都営三田線、都営浅草線を乗り継いで新柴又駅で下車。

 テレビで何度か見た参道は、思ったよりも狭いと感じながらも、多くの老舗が並んでいて重みを感じたものです。

 まず総ケヤキ造りの美しい「二天門」をくぐり、御神水で口・手・心を清め「帝釈堂」に入ってお参りをしました。
 およそ300年前に創立された帝釈堂の十枚の胴羽目彫刻・・『仏教経典の中の最も有名な「法華経」の説話を選び出して彫刻したもの』・・を仰ぎ見る・・『大正末期〜昭和9年の十数年の歳月を費やして完成した』・・ものとありましたが、その繊細で見事な彫刻には感動を覚え、しばし見入ったものです。
 「帝釈堂」の横には見事な松が堂々としていました。“瑞龍松”と呼ばれるこの松は樹齢450年といわれていますが、何よりもその姿の美しさに目を奪われます、「帝釈堂」の前へ、そして「二天門」の方向へ、二つの方向へ美しく手入れ良く成長しているのです。

 昼食のため入ったお店には、寅さんシリーズの沢山のポスターが並んでいて、故渥美清さんや懐かしい女優の面々の若い頃の写真がズラリ・・でした。

 帰り道の参道で、草団子に醤油味、海苔の細切りをたっぷりかけた団子をお土産に購入して、寅さん像のある柴又駅から電車で帰路に着きました。