「能楽」鑑賞

 9月16日渋谷区松涛にある「観世能楽堂に於いて、研究会能組による能楽を鑑賞してきました。

 三井寺はシテの衣装の配色の美しさと、幼子の動じない姿勢と張りのある透き通る声と所作に感動しました。

 狂言「仏師」は面白おかしく楽しめました。

 殺生石・白頭」は内容について、先日の講演会で詳細な説明をお聞きしていましたので、内容をかみ締めながら鑑賞でき、殺生石の中から石魂の妖狐が現れる場面では、衣装の早変わりに心から拍手喝さいでした。

 長時間の鑑賞でしたが、初めての能楽鑑賞は素敵な時間をすごせた事に感謝、そして再び鑑賞の機会を得たいと思いながら雑踏の渋谷を後にしました。

 9月20日、久し振りに高校時代の友人からの電話で、とても素晴しい報告がありました、彼女は「シルクスクリーン」版画で“朱葉会”メンバーとして、上野美術館に出展していますが、その内タイトル「玄武の風」がスペイン国際会議場に展示されるということ、さらに同版画が中国60周年記念で青島に展示されるということでした、アッパレ!!

 毎回哲学的な意味のある版画は、彼女の心からの願いだったり、平和への思いだったり、細身の体でよく続いて製作できるものと、感心したり賞賛したり。

 20日〜23日までは孫娘、小学3年生と幼稚園年長組の2人が遊びに来ていますので、4日間は孫との生活を楽しみながら忙しくお付き合いすることとしましょう。